先日、駿河区久能にある特別養護老人ホーム「久能の里」に見学に行きました。
場所は、駿河湾沿いを走る国道150号線(久能街道)から少し入ったところ。 久能山東照宮の東側に位置します。
久能の里外観
多床室の定員は50人、ユニット型個室は60人です。 建物の大きさからすると、ゆったりとした感じがします。
多床室は、相部屋といっても各ベッド毎に間仕切りがあり、個室といっても良いくらいの感じです。 ユニット型個室との違いは、部屋の上部が空いていることと、居室のスペースが少ないことです。
多床室入口
ユニット型個室は、有料老人ホーム比べて、部屋にトイレがないことが大きな違いだと感じました。
この施設のアピールポイントは、「駿河湾が一望できます!ロケーションが最高です!」となっています。 確かに建物の上の階から見た駿河湾の眺望は素晴らしいものがあります。 また、久能山東照宮への散歩は、楽しみの一つとなると思います。
とても明るい入所者様
ユニット型個室に入居されている女性の方に許可をもらい、お話しと写真掲載をさせていただきました。 お話しによると、この方は要介護5で入所して、今は要介護1ということです。(ちょっと怪しい(ー_ー)!!) とてもお話し好きの方で、色々お話しを聞かせていただき、楽しく過ごせました。
ご案内いただいた地域包括支援センターの方からも色々なお話しをお聞きしました。
この施設でも介護士不足が課題だそうです。 介護士の大変なところだけが表に出て、楽しいところが隠れてしまっていることも原因の一つではないでしょうか。 お年寄りと接することで自分自身にも元気をもらうことができ、また人のために何かをするという、大切なものを得られることができるのが介護士の仕事の魅力です。 とは言え、楽な仕事では確かにありません。 体力的にも精神的にも・・そして責任的にも・・です。
「久能の里」はとても人気があるようで、待機人数は現在300人待ちだとのことです。
親切にご案内いただき、有難うございましたm(_ _)m