老齢基礎年金、老齢福祉年金について調べてみました。
老齢年金には国民年金(老齢基礎年金)と厚生年金保険(老齢厚生年金)があります。
・20歳から60歳になるまでの40年間の全期間保険料を納めると、65歳から満額の老齢基礎年金が支給されます。
※平成26年4月からの年金額 772,800円(満額)
・支給要件・・・保険料納付済期間と保険料免除期間の合計が25年以上であること。
・1961年(昭和36年) 国民年金発足 ・・・それ以前は厚生年金のみ
・高齢の方→老齢福祉年金
老齢福祉年金について
・国民年金が発足した1961年(昭和36年)の当時に既に高齢等であったことを理由に国民年金を受け取ることが出来ない人々を救済するために設けられた制度です。
老齢福祉年金は全額国費から支給されます。
1911年(明治44年)4月1日以前に生まれた方は、保険料の納付如何に関わらず、70歳から支給されています。
1911年(明治44年)4月2日から1916年(大正5年)4月1日までに生まれた方は、保険料納付状況により70歳から支給されています。
現在は398.800円が支給されています。
○90歳以上の方は国民年金の納付期間が25年未満となりますが、年金はどうなるのでしょうか?
例 90歳(納付期間24年)・・・年金380,000円+α
94歳(納付期間20年)・・・年金約380,000円
98歳(納付期間16年)・・・年金380,000円-α
99歳以降・・・398,800円
90歳以上の方の年金はどうなっているのか?と疑問に思っていましたが、今回調べてみて納得できました。