ご相談事例集

ご相談事例 1
ご依頼者=娘さん

ご本人様情報=68歳女性、独居、要介護3、認知度Ⅱa、寝たきり度J2、自立歩行、食事摂取自立、排便自立、病気=心臓に軽い疾患(薬)

ご希望=
①ご本人様は、現在県外の病院に入院中だが、治療も済み、病院から退院をするように言われており、娘さんご自身で近隣の特別養護老人ホームなど8施設ほど問合せや見学に行ったが、
条件に沿った施設がなかったとのこと。
②現在症状も安定しているので、改善が期待できるような施設への入居を希望。③生活保護の申請も通りそうなので、その予算範囲内で探して欲しい。

ご紹介施設=
①介護度3ということだが、自立度も決して低くなく、年齢も若く、また状態も安定していることからと、生活保護の受け入れが可能で、現在施設に空室があり、娘さんの住んでいる所か
ら車で20分の認知症対応グループホームをご紹介しました。
娘さんを一緒に施設を見学し、後日、娘さんとご本人とで施設見学。
とても気に入り、ご入居となりました。

入居後=ご本人様も少しづつ施設の生活に慣れ、また洗濯や掃除などを職員と一緒にやることができて、活き活きとしていらっしゃいました。
表情も明るく、ご本人様もご家族も一安心という感じでした。
ご相談事例 2
ご依頼者=ケアマネジャ様

ご本人様情報=76歳男性、独居、要介護3、認知症状有り、平地のみ自立歩行、食事摂取自立、排便自立、入浴一部介助

ご希望=
①現在階段のある賃貸住宅に住まれており、1人では階段の乗降ができないため、外出もできず、体力的にも精神的にも弱ってきているので、一日でも早く、入居先を決めたいとのこと

②現在入居されている大家様もご心配されている様子。
③親戚が市外にいて、高齢で年金生活のため保証人及び身元引受は難しいとのこと。

ご紹介施設=
入居の際、一番問題になったのが、身元引受に関してでした。
市外に住んでおられる親戚の方のご自宅へ伺い、金銭的な負担がかからないことを何とか理解していただき、ご了承を受けることができました。
ご紹介先の一つ目は、現在入居の空きがあり、生活保護の受け入れも可能な高齢者向け賃貸住宅でした。
実際に見学に伺いましたが、当日、予想以上にご本人様の状態が思わしくなく、自力で椅子から立ち上がることができず、施設の方から一時保留という判定となりました。
基本自立での賃貸住宅ですので、椅子から立ち上がれなかったことは、施設としても大きな不安材料だったと思います。
その結果を持って、介護面で安心ができる認知症対応グループホームをご紹介しました。
見学に同行いたしましたが、施設との面談では、とても元気で明るいご本人様を見ることができました。
ご本人様はとても気に入り、帰路の車内では「いつ入れるのだ?」を連発していました。
また、介護面でも安心ということで、ケアマネジャ様にも喜ばれ、入居となりました。
ご相談事例 3
ご依頼者=ご本人様

ご本人様情報=86才独居、自立。

ご希望=周りの方から高齢者施設への入居を勧められている。
ご自身も将来一人暮らしは不安ということから、どんな施設があるか分からないとのことで、相談に乗って欲しいとの依頼。
現在、自転車で動き回っているので、あまり田舎には行きたくないとのこと。
予算的には、預金は多少あるが、年金が多くないので、その範囲内で紹介して欲しいとのことでした。

ご紹介施設=
①住宅型有料老人ホーム(年金の範囲内からは予算的に苦しいので、将来の予算シュミレーションを作成し提出。
②経費老人ホーム(ケアハウス)=ご自身でも1ヶ所見学に行ったとのことで、それ以外の施設を紹介しました。
現在、親戚の方が住んでいる地域に近い軽費老人ホーム(ケアハウス)に親戚の方と見学に行き、申し込みの後待機しています。
より条件に合う施設がありましたら、随時紹介していく予定です。
ご相談事例 4
ご依頼者=地域包括センター様

ご本人様=男性(74歳)、奥様と同居、現在入院中、介護申請中、入浴及び排泄など全て介助が必要。奥様は自立されています。

ご希望=年金などを考えても金銭的に苦しいので、今お住まいのマンションを手放し、一緒に入れる施設はないのか?また無いのであれば、何か良い考えを教えて欲しい。とのことでした。

ご提案=金銭面を考慮して、
①ご夫婦で一緒に住むには、高齢者優良賃貸住宅に入り、奥様がデイサービスや訪問介護を利用する方法。
②ご本人様のみサービス付き高齢者向け住宅に入居し、特別養護老人ホームもしくは老人保健施設の空きが出次第、住替えを準備し、奥様はの高齢者優良賃貸住宅に入るという方法。
をご提案しました。

ご入居=地域包括様より連絡が入り、ご本人様は老人保健施設に入所されることが決まり、奥様は高齢者向け賃貸住宅の入居を希望されているとのことでした。弊社にて高齢者向け賃貸住宅の空き室状況を確認。市内2ヶ所、4室の空きをご連絡いたしました。
ご相談事例 5
ご依頼=ご親戚の方

ご本人様=男性(89歳)ご夫婦でお住まい。足が悪く車いす、食事や排泄などは自立されているとのこと。県外の療養型施設に入居。生活保護。

ご希望=3ヶ月ほど前に、病院から紹介された施設に入居したが、何度も面会に行ってもいつも寝ていて話すこともできなかった。その理由は昨夜ダダをこねたので睡眠薬にて眠っているとの説明を受けた。また便は管が入っていてその対応の説明もなく、疑念を感じているとのこと。本当にその施設以外に入ることができないのか?なるべく近い場所に移ることができないのか?とのご相談。

ご提案=必要な医療処置は何なのか?、また現在のご本人様の状況を把握する必要があることをお伝えし、入居されている施設に問い合わせることを勧めました。その情報をもとにご希望にそえる施設を提案することをお約束。早速問合わせてみるとのことでした。

数日後、お亡くなりになったとのご連絡があり、後悔が残っているとのことでした。
エムウィンドのサポートがもっと広く世間に知れ渡り、より多くの選択肢をご提案することができなっかったことを反省しています。
ご相談事例 6
ご依頼=ご本人様

ご本人様=女性(59歳)独居、自立、現在アパート暮らし。仕事をしている。

ご希望=来年60歳を迎え、独居のため万が一の時や体調の悪い時に安心できる住居を知っておきたいとのこと。何か資料がないかとの問い合わせでした。

ご提案=ケアハウス、高齢者優良賃貸住宅、高齢者賃貸住宅の各一覧資料とともに各住宅の特徴を説明する手紙とご提案書をを送付しました。
ご相談事例 7
ご依頼者=娘さん(HPを見て)

ご本人様情報=91歳男性、奥様他と同居、要介護5、認知症状有り、車椅子移動、食事摂取一部介助、排便介助、入浴介助、胆管ガン、寝たきり、脳出血により入院、右半身麻痺

ご希望=
①現在病院に入院中、病院より次を探すように言われ、2施設を紹介されたが他も見てみたいとのこと。
②嚥下障害有り、食事が楽しみなため、ソフト食を希望。
③奥様が通い易いところを希望。
④本人らしく過ごして欲しいとのことで、多少金額が高くても特別養護老人ホームは避けたい。
⑤本人が遠慮がちなため、よく面倒見てくれるところが良い。

ご紹介施設=
病院MSWより紹介いただいたのが、介護老人保健施設とサービス付き高齢者向け住宅。
ご希望に沿った施設から、有料老人ホームの2施設の見学をご希望。
最初、娘さんと2施設を見学同行。
翌週、奥様と娘さんで近い方でかつソフト食対応の施設を見学。その際、奥様のご希望で医療型療養病床の見学にも同行しました。
この医療型療養病床は、ほとんどがベッドでの生活、またソフト色対応がないこともあり、一番近くの有料老人ホームへの申し込みをすることとなり、病院にはその旨を伝えることとなりました。
ご相談事例 8
ご依頼者=娘さん

ご本人様情報=87歳女性、娘家族同居、要介護3、認知度高い、自立歩行、食事摂取一部介助、排便一部介助、病気=糖尿病(薬)、高血圧(薬)

ご希望=
①現在、デイサービスとショートステイを利用しながら介護をしているが、認知症状が強くなり、ご自宅での介護は不安とのこと。入居の準備をしていきたい。
②放っておくと何もせず寝ているだけなので、色々なことに参加するような施設が良い。
③娘さんの自宅及び職場から近いところ。

ご紹介施設=
認知症対応グループホームとサービス付き高齢者向け住宅、各2施設をご紹介。2日に分けて2施設をご見学。

経過=一番気に入った認知症対応グループホームに申し込みをし、部屋が空き次第でのご入居することとなりました。
ご相談事例 9
ご依頼者=息子さん

ご本人様情報=87歳女性、入院先、要介護3、認知度高い、車椅子。
生活自立は、全てにおいて一部介助が必要。生活保護。

ご希望=
息子さん自体も生活保護での暮らしの中、ご本人には成年後見人がついている。一番入って欲しくない某特別養護老人ホームへの入所が決まり、それに対し、納得がいかないので相談に
乗って欲しいとのこと。

ご相談での対応=
お話しを聞いていると、どうやら特別養護老人ホームへの入所は、どこでも入れるという意識があるようで、そのため一番嫌っている所への入所を決めたことに対し、不満を抱いている
ということでした。
お話しを受けて、何箇所かの特別養護老人ホームへの入居の問い合わせをすることをお薦めしました。
その上で、現状を理解、特別養護老人ホームへの入所がいかに難しいかを理解していただくことが先決と考えました。
翌日ご連絡が有り、実際に数百人の待機者がいることを理解し、また嫌っていた施設も、入居ではなく、ロングショートを利用するとのことで、ご納得されたようでした。
息子さんが納得できるところの特別養護老人ホームへの申し込みをしておくことをお薦めしました。

後日=成年後見人の方と面談にて色々とお話させていただき、ご理解をいただき、ご協力をお願いしました。
ご相談事例 10
ご依頼者=息子さん(ケアマネジャからの問い合わせ)

ご本人様情報=70歳女性、同居、要介護2、認知なし、車椅子歩行。
入浴一部介助。病気=ガン(ステージ4)

ご希望=
①現在、介護老人保健施設に入所しているが、希望の病院への通院ができないなど、色々な点で不満を感じているので、どこか探したい。
②キーパーソンの息子さんが県外生活のため、親戚の方の理解が必要。
③ウツ状態が続いているので、色々参加をさせて欲しい。
④年金も少なく、金銭的には極力抑えたい。

ご紹介施設=
認知もなく、年齢もお若いので、サービス付き高齢者向け住宅をご紹介。
息子さんが県外へ明日戻るということで、急遽連絡をとり、その足で見学に伺うこととなりました。
色々な条件面・サービス内容のお話しの後、住居内を案内していただき、気に入った様子。
3日後、親戚の方ともご一緒し見学。
今まで4人部屋だったため、個室を見て、感激されていました。
数日後、退所から入居へとなりました。

入居後=ご本人様にお会いするのは初めてでしたが、お若く認知症もありませんので、ご自分の心内を切々とお聞かせいただきました。
当日はまだお部屋での生活でしたが、デイサービスに参加して、元気を取り戻して欲しいとのお声をおかけしました。
ご本人もそれをしっかりと受け止めてくれたようでした。